電子書籍で資格勉強をすると、通勤中など様々な場所でスキマ時間を使って勉強ができるので、とても便利です。重いテキストを持ち運ばなくていい、というのも大きなメリットです。
本記事では、特に電子書籍で勉強するのにおすすめのIT資格をご紹介します。
ITパスポート
ITパスポートとは?
ITパスポートは、ITに関する基本的な知識を認定する国家資格です。この資格は、ITの利活用能力を測るものであり、IT業界に限らず幅広い分野で活用されています。
日本経済産業省が実施するこの試験は、ITの基本用語やシステム開発、データベース、ネットワークだけに限らず、情報セキュリティや経営戦略などの基本まで問う内容となっています。ITの専門家になるための資格ではなく、ITを活用するビジネスパーソンが最低限知っておくべき広範な知識を体型的に学べる資格です。
詳細はこちらの記事をどうぞ。
ITパスポート資格を取るメリットとデメリット
メリットとしては、ITの基礎知識が体系的に学べることや、IT業界以外でも活用できる幅広い知識が身につくことが挙げられます。
一方、デメリットとして、ITパスポートは比較的基礎的な資格であるため、専門性を高めるためには更なる資格取得が必要になります。専門家としてのスキルを証明するための資格ではなく、あくまでビジネスの現場で必要なITを使える証明となる資格です。
ITパスポート試験の合格率
ITパスポート試験の合格率は、年度により変動はありますが、40~60%で推移しています(引用:ITパスポート公式HP)。基礎的な内容が多いため合格を目指しやすい資格試験の一つです。
ITパスポート試験の合格に必要な勉強時間
ITパスポート試験の合格に必要な勉強時間は個人差がありますが、一般的には100時間から180時間と言われています。実際には、IT関連の知識や経験の有無に応じて必要な学習時間は変わります。
ITパスポート試験の受験資格
ITパスポート試験は、特に受験資格が設けられていません。そのため、ITに興味があり基礎知識を身につけたいと考えている人であれば、年齢や職業、経験を問わず、誰でも挑戦することができます。これが初心者が挑戦しやすい理由の一つです。
おすすめテキスト・教材
ITパスポート試験は自分にあった教材でしっかりと勉強すれば、間違いなく合格できる試験です。自分にあった教材を選びましょう。私も電子書籍のみでITパスポートは取得できました。
ITパスポート試験の教材についてはこちらの記事をどうぞ。
基本情報技術者
情報技術の基礎知識を証明する資格である基本情報技術者は、IT業界では入門レベルとして広く認知されています。ITパスポートよりも、少し専門性が高くなります。
この資格を取得することで、情報処理に関する基本的な知識と技能を有していることが証明されるため、多くの企業において採用の際の一つの指標とされています。
基本情報技術者とは?
基本情報技術者試験は、情報処理推進機構(IPA)が実施している国家資格の一つで、情報技術の基礎的な知識及び技術を有する者を認定するものです。
試験は、アルゴリズムやデータ構造、データベース、ネットワーク、セキュリティなど、情報技術に関連する幅広い分野をカバーしています。
試験は年に2回(4月と10月)に実施されており、受験生は過去の出題範囲から出題される多肢選択問題と論述問題に対応する能力を問われます。
詳細はこちらの記事をどうぞ。
基本情報技術者のメリットとデメリット
基本情報技術者試験の取得には複数のメリットがあります。
まず、IT業界での就職や転職に有利に働きやすいです。企業がその知識の広さと深さ、そしてスキルアップへの意欲を評価されるため、持っているだけで面接でのアピールポイントになります。また、ITスキルの体系的な学習が可能です。上位資格取得への足がかりにもなり、今後のスキルアップにも繋がります。
一方でデメリットとして、試験範囲が広いため、合格するためには相当量の学習時間を要すること、そして資格を取得しても、それだけで即戦力とみなされるわけではない点が挙げられます。
基本情報技術者試験の合格率
基本情報技術者試験の合格率は時期によって変動はありますが、近年では40%前後で推移しています(参考:IPA HP。)ITパスポートと比較すると合格率が低く、難易度が高いことがわかります。
試験の範囲をしっかりと把握し、効率的な学習計画を立てることが求められます。
基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間
基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間は個人差がありますが、一般的には200時間から300時間と言われています。
実際には、IT関連の知識や経験の有無に応じて必要な学習時間は変わります。情報処理の基礎知識がある人は少ない時間で済むこともありますが、初心者はもっと多くの時間を投資する必要があるでしょう。
基本情報技術者試験の受験資格
基本情報技術者試験の受験資格に制限はありません。学生から社会人、IT業界に関わらない人まで、誰でも受験することが可能です。
おすすめ教材・テキスト
ITパスポート試験と同様に、基本情報技術者試験は自分にあった教材でしっかりと勉強すれば、間違いなく合格できる試験です。
自分にあった教材を選びましょう。私も電子書籍のみで基本情報技術者を取得できました。
おすすめ教材、テキストについてはこちらの記事をどうぞ。
電子書籍での資格勉強にはタブレットがおすすめ
電子書籍での資格勉強にはタブレットがおすすめです。スマホでは画面が小さく、書籍を読みにくいですし、PCでは大きすぎて持ち運びに不便だからです。
コスパのいいタブレットを使って快適に資格勉強をしましょう。
おすすめのタブレットについてはこちらの記事をどうぞ。
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