消防設備士試験の勉強を進めたいけど、どの教材を使えばいいかわからない!
自分に合った教材を知りたい!
本記事ではこのようなお悩みを解決します。
本記事を読めば、
- あなたにお勧めする教材
- あなたにお勧めする理由
を知ることができます。
消防設備知っでどんな資格?と思われた方はこちらの記事をどうぞ。
独学とオンライン講座のメリット・デメリット
資格勉強を始めるにあたって、皆さんが悩まれるのが、独学で勉強するか、オンライン講座を使って勉強するか、でしょう。
ここでは独学とオンライン講座のメリット、デメリット、独学・オンライン講座に向いている方について解説します。
独学のメリット
独学のメリットは以下のとおりです。
- コストが安い
- 通信講座や通学講座に比べて、テキスト1冊と問題集1冊で1万円以内に抑えられる。
- 手軽に始められる
- 大きな出費や事前準備なしですぐに勉強を開始できる
- 自分の都合に合わせた学習が可能
- 時間や場所を選ばず、自分の都合の良いときに勉強できる
- 自分のスタイルやペースに合わせて進められる
独学のデメリット
独学のデメリットは以下のとおりです。
- 教材選びが難しい
- どのテキストや問題集を選べばよいか迷う
- どこまで勉強すればよいのかわからない
- 内容理解の難しさ
- テキストを自分で読み進める必要があり、難しい内容で挫折しやすい
- わからない部分があっても質問できる相手がいない
- 教材の使い方がわからない
- テキストの効果的な読み方や問題集の使い方を自分で考える必要がある
- 勉強方法の不安
- 自分の勉強方法が合格に繋がるか不安を感じやすい
- 正しい方向に進んでいるのか確認できない
- スケジュール管理の負担
- 勉強計画を自分で立て、管理する必要がある
- 計画通り進まない場合のリスク管理も自分次第
- モチベーション維持の難しさ
- 一人で続ける難しさがある
- 挫折しやすく、継続するのが大変
オンライン講座のメリット・デメリット
オンライン講座のメリット
オンライン講座のメリットは以下のとおりです。
- (通学と比較して)場所や時間を選ばない学習
- 好きな時間に自宅などで学習できる
- 通勤中などの隙間時間も活用できる
- 質の高い教材とサポート
- 準備された教材・カリキュラムを使用でき、勉強のこと以外で悩まない
- 勉強計画や不明点についてのサポートが受けられる
- 繰り返し学習が可能
- 苦手な箇所を何度も復習できる
- 録画された講義で効率的に学べる
- (通学と比較して)移動の手間やコストの節約
- 通学の時間や交通費が不要
- 悪天候や外出制限などの影響を受けにくい
- リラックスした環境での学習
- 自宅など快適な環境で学べる
- 人見知りでも参加しやすい
- モチベーション維持しやすい
- リマインド機能や励まし機能などでモチベーションを維持しやすい
オンライン講座のデメリット
オンライン講座のデメリットは以下のとおりです。
- 独学よりコストが高い
- 一般的にテキストと問題集のみ購入して独学するよりお金がかかりやすい
- 通信環境の問題
- 回線トラブルで講義が途切れるリスクがある
- 安定した通信環境が必要
- 集中力の維持が難しい
- 自宅の誘惑に負けやすい
- 画面を長時間見続ける疲労感
それぞれに向いている人の特徴
独学に向いている人
- 自己管理能力が高い人
- 自分で計画を立て、それを実行できる
- 自己規律性がある
- 自主性がある人
- 自分から学習に取り組める
- 情報収集能力が高い
- 周囲の誘惑に負けない意志の強さがある人
- 自分を律して継続できる
- モチベーションを自分で維持できる
- 予算を抑えたい人
- コストパフォーマンスを重視する
- 最小限の出費で資格取得を目指したい
- 自分のペースで学びたい人
- 急ぎ足でも、ゆっくりでも自分のリズムで進めたい
オンライン講座に向いている人
- 体系的な学習を好む人
- カリキュラムに沿って勉強したい
- プロが作成した教材で効率よく学びたい
- 一定のサポートを求める人
- 完全な独学は不安
- 質問できる環境があると安心
これらを踏まえ、自分に合った学習方法を選ぶことが合格につながります。
個人の学習スタイル、生活環境、性格などを考慮して最適な方法を見つけることが重要です。
【独学】テキスト・参考書
勉強に慣れていて、自分で勉強計画を立てて、計画を守れたり、疑問点を自分で解決できる自信がある方はテキストや問題集を買って独学で勉強しましょう。
公論出版「消防設備士」シリーズ(令和7年版)
公論出版の消防設備士シリーズは、多くの受験者から高い評価を得ているスタンダードな教材です。甲種・乙種それぞれの類に対応した版があり、最新の法令改正にも対応しています。
特徴:
- 試験問題をジャンル別に区分して収録。
- 本書の「テキスト」を読み、「過去問題」を解いて、「正解&解説」でチェックする、という流れを繰り返すことで、意識せずに暗記することができる。
- 本書に収録されている「テキスト」は、実際に出題された問題に即して編集しているので、問題を解くために必要な知識がまとまっている。
- また、効率よく問題を解くことで試験対策がはかどるように、複数の類似問題を1つにまとめた問題や頻出問題が掲載されている。
- 過去問の解説が詳細で理解しやすい
- 令和7年版は2025年の試験に対応した最新版
- 受験者の間では「定番の教材」として知られている
★こんな方におすすめ!: 初学者から上級者まで幅広く対応
工藤政孝著「わかりやすい!消防設備士試験」シリーズ(弘文社)
消防設備士試験の受験者の間では「工藤本」と呼ばれ、バイブル的存在とされています。特に図解が多く、視覚的に理解しやすい構成になっています。
特徴:
- 豊富な図解とイラストで複雑な内容も理解しやすい
- 過去問の出題傾向を徹底分析した内容。出題範囲を網羅した練習問題。
- 要点を整理して解説しており、効率的に学習できる
- 必須暗記事項を「ゴロ合わせ」にしており暗記しやすい。さらに、「ゴロ合わせ」もイラスト化することで暗記を効率化。
- 写真を提示してその名称や使用目的を問う形式に対応できるよう、写真や部品などの写真を豊富に使用。特に「実戦編」においては、ほぼ本試験と同じ内容とスタイルを採用して、模擬試験として十分に使える内容となっている。
★こんな方におすすめ!:視覚的に学習したい方、独学で効率よく学びたい方
【独学】問題集
「本試験によく出る!消防設備士問題集」シリーズ(弘文社)

過去の試験で頻出の問題を集中的に学習できる問題集です。実践的な問題演習に特化しており、試験直前の総仕上げに最適です。
特徴:
- 過去の試験で出題された問題を分析し、頻出問題を収録
- 詳細な解説付きで理解を深められる
- 試験の形式に慣れることができる
★こんな方におすすめ!: 基礎知識を習得した後、実践的な問題演習をしたい方
「試験にココが出る!消防設備士教科書+実践問題」(翔泳社)

テキストと問題集が一体になった総合的な教材です。電子版とアプリがついてくるので、スキマ時間に勉強したい方にもおすすめです。
特徴:
- 全文PDFとWebアプリが付属し、デジタルでも学習可能
- 教科書部分と実践問題がセットになっている
- 出題ポイントを明確にした解説
- 図表やイラストが豊富で理解しやすい
★こんな方におすすめ!: デジタル教材も活用したい方、効率よく学習したい方
【オンライン講座】
TAC社「消防設備士講座」(オンライン通信講座)
TAC社は幅広い資格対策で高い合格実績を持つ会社です。
わかりやすいテキストやマルチデバイスに対応した教材に定評があります。
- 豊富なアウトプット用教材: テキスト内問題、確認テスト、基本問題集、実力テストなど多数の演習教材がある
- 短時間で効率的な講義: 忙しい受講生向けに、ポイントを押さえた短時間講義で効率的に学習できる
- 甲種の製図対策が充実: 製図問題集と講義で複雑な製図もクリアに理解できる
- 図表・イラスト豊富なテキスト: 覚えやすいレイアウトで視覚的に理解しやすい超速マスターテキスト
- 実力テストで総仕上げ: 本試験と同数の問題で時間管理も含めた最終準備ができる
- マルチデバイス対応の講義動画: 様々なデバイスで視聴できる講義動画で柔軟に学習できる
- 頻出ポイントに焦点を当てた講義: 「出る」「出ない」を明確にした効率的な学習が可能
- 質問制度:質問制度を利用することで疑問点を解消できる
- 選べる映像教材: DVDなど選択できる映像教材がある
- 無料体験動画の提供: 講座の内容を事前に確認できる無料体験動画がある
★こんな方におすすめ!: マルチデバイスで学習した方、イラスト豊富なテキストが好きな方
JTEX社「消防設備士講座」(オンライン通信講座)

JTEX(職業訓練法人日本技能教育開発センター)は職業能力開発促進法に基づく職業訓練法人です。技術革新に対応して、技術者や技能者を質的・量的に向上するために設立されました。
JTEXは技術・技能系資格に特化したオンライン講座を開講しており、多くの合格実績があります。
特徴は以下のとおり。
- 図や写真を活用した教材: 専門的な消防設備の知識を視覚的に理解しやすい教材設計になっている
- 充実した問題集: 試験対策に多くの問題を掲載しており、本番で焦らずに解けるよう準備できる
- 余裕ある学習期間: 4ヶ月の受講期間で無理なく学習できるスケジュール設計
- 月ごとの明確な学習範囲: 1ヶ月単位で学習範囲が設定されており、計画的に学習できる
- レポート添削指導: 学習進捗に合わせたレポート添削で合格に向けたサポートを提供
- 間違いやすい箇所のまとめページ: 特に注意すべき部分を集約した要点ページがあり効率的に学習できる
- 3種のコースを用意: 第1類・第4類・第6類の各コースが用意されている
- 別冊テキスト: 試験に必要となる法令をまとめた別冊テキストが提供される
- 共通編と専門編の分類: 基礎知識から専門知識まで段階的に学習できる構成
★こんな方におすすめ!: 学習スケジュールを管理してほしい方、丁寧な添削をしてほしい方
まとめ
本記事では、消防設備士の試験勉強について、
- 独学のメリット・デメリット
- オンライン講座のメリット・デメリット
- 独学が向いている方、オンライン講座が向いている方
- おすすめの独学用教材
- おすすめのオンライン講座
についてご紹介しました。自分にあった教材を使って効率よく勉強して合格を掴み取りましょう。
この記事が少しでもあなたのお力になれば幸いです。
コメント