独立したのに、手続き代行の価格競争に巻き込まれていませんか?
資格を取ったのに、事務作業に追われる毎日は辛いですよね。
このままでは、いつまで経っても収入が安定しないかもしれません。
実は、あなたの持つ社労士の専門知識を「人事コンサル」として再定義することで、高単価で感謝される働き方が手に入ります。
なぜなら、経営者が本当に求めているのは「手続きの完了」ではなく、「組織の課題解決」だからです。
その課題解決にこそ、高い対価が支払われます。
本記事では、手続き代行から脱却し、人事コンサルとして独立するための具体的な戦略を解説していきます。
本記事を読み終わる頃には、あなただけの「高単価コンサルメニュー」の設計図が頭の中に描けているでしょう。
なぜ今、社労士に「人事コンサル」のスキルが求められているのか
社会保険労務士の業務は、大きく3つに分けられます。
| 業務区分 | 内容 | 独占業務の有無 |
|---|---|---|
| 1号業務 | 申請書等の作成・提出代行 | あり |
| 2号業務 | 帳簿書類の作成(就業規則など) | あり |
| 3号業務 | 人事・労務に関する相談や指導(コンサルティング) | なし |
現在、1号・2号業務は、クラウドサービスやAIの進化により、自動化が進んでいます。
つまり、手続き代行だけでは、価格競争に巻き込まれ、単価が下がり続ける未来が待っています。
一方で、企業の抱える「人」に関する課題は、より複雑化しています。
働き方改革、ハラスメント対策、優秀な人材の定着など、経営者は深刻な悩みを抱えています。
経営者が求めているのは、法律に詳しい「代書屋」ではありません。
経営の未来を一緒に考える「パートナー」なのです。
この3号業務、すなわち人事コンサルティングこそが、独立社労士の生きる道です
手続き代行から脱却!人事コンサルとして差別化する3つの柱
人事コンサルとして高単価で選ばれるためには、明確な差別化戦略が必要です。
ここでは、他の社労士と一線を画すための3つの柱を紹介します。
柱1: 評価制度の「運用」に徹底的に伴走する
人事評価制度の「設計」は、多くのコンサルタントが提供しています。
しかし、制度を導入しただけで、形骸化してしまうケースがほとんどです 。
本当に価値があるのは、制度を「生きたもの」にするための運用支援です。
- 経営者のビジョンを制度に反映させる。
- 評価者(管理職)への研修を定期的に行う。
- 評価後のフィードバック面談に同席し、指導する。
このように、制度の導入後も継続的に企業に伴走することで、経営者と社員の認識のズレを解消します。
この「伴走型」の支援こそが、高単価な顧問契約につながるのです。
柱2: 採用・定着支援で「未来の売上」に貢献する
社労士の知識は、採用活動にも活かせます。
単に労働条件を提示するだけでなく、企業の魅力を最大限に引き出す支援が可能です。
- 求人票の記載内容を法的にチェックしつつ、応募者が増えるようブラッシュアップする。
- 面接官研修を行い、採用基準を明確化する。
- 入社後のオンボーディング(定着支援)プログラムを設計する。
採用は、企業の「未来の売上」に直結する経営課題です。
この分野で貢献できれば、経営者からの信頼は揺るぎないものになります。
柱3: 既存の顧問社労士がいても「2人目の先生」になる
すでに顧問社労士がいる企業でも、人事コンサルとして契約することは可能です。
これが「2人目の先生」戦略です [引用元:https://sensei-biz.com/consultant_specialist/]
既存の顧問社労士は、主に1号・2号業務を担当していることが多いです。
あなたは、人事戦略や組織開発という、より経営に近い領域に特化します。
- 「労務」は既存の社労士に任せる。
- 「人事戦略」はあなたが担当する。
このように役割を明確に分けることで、競合するのではなく、共存することができます。
「手続きはA先生、経営相談はB先生」という使い分けを提案しましょう。
【体験談】独立1年目の壁をどう乗り越えたか
独立開業した社労士の多くが、最初の壁として「営業・集客」の難しさを挙げます。
「金なし、コネなし」の状態から、どのように仕事を得るかが最大の課題です 。
いわゆる金なしコネなしでの開業だったので、どうやって仕事を得るか、仕事を得たとしてどのように業務を進めていくか、知識習得という点も含めて苦労したように思います。
最初の数年は深夜遅くや土日も仕事をしていましたし、起きているときはずっと仕事のことを考えていました。引用:アガルートアカデミー「社労士開業を後悔しないために!失敗例と体験談から学ぶ独立成功のコツ」より https://www.agaroot.jp/sharo/column/started-business-regret/
この体験談からわかるのは、「仕事がない」不安と「仕事が多すぎる」現実の両方に直面するということです。
この壁を乗り越えるには、徹底した事前準備と経営者としての意識が不可欠です。
人事コンサルとして成功するために揃えておきたい「武器」
人事コンサルとして活動を始めるにあたり、専門知識を補強し、提案力を高めるための「武器」を揃えましょう。
特に、経営者目線を養うための書籍は必須です。
提案力を高めるための必読書
1. 『小さな会社の人事評価制度のつくり方』
おすすめの理由:
- 実務に即した具体的なフォーマットが豊富に掲載されています。
- 専門用語を使わず、経営者に分かりやすく説明するコツが学べます。
- 独立直後のコンサルメニュー作成に直結する内容です。
2. 『ロジカル・プレゼンテーション』
おすすめの理由:
- 経営者への提案力を高めるためのバイブルです。
- 自分の考えを論理的に組み立て、伝えるスキルはコンサルに必須です。
- 営業が苦手な社労士こそ、説得力のある提案をするために読むべき一冊です。
まとめ:一歩踏み出す勇気が未来を変える
社労士として独立し、人事コンサルとして成功することは決して簡単ではありません。
しかし、手続き代行という枠を超え、企業の経営課題に深く関わることで、あなたの仕事はより高価値なものになります。
- 差別化の柱を明確にする。
- 経営者目線を常に意識する。
- 運用伴走型のサービスで信頼を築く。
この3つの戦略を実行することで、あなたは「代書屋」から「真の経営パートナー」へと進化できるでしょう。
一歩踏み出す勇気が、あなたの未来を大きく変えます。
本記事が皆様のお役に立てば幸いです。



コメント