kurupanです。
更新が滞ってしまいましたが、実は気胸にかかり、先週から入院しております。
気胸は肺に穴が空いてしまって、肺が膨らまないようになり、十分に呼吸ができなくなってしまう病気です。
軽度の場合は自覚症状もほとんどなく、気づかないうちに治っていることもありますが、重度の場合は肺が完全にしぼみ、呼吸困難をきたすこともあります。
私の場合は、左肺が完全にしぼんでいましたが、運よく呼吸困難にはなっていませんでした。
病院に行く2日前から
「左胸が痛いな」
とは思ってたんですが、酷い寝違えだろう、程度に考えていました。
翌日になって、深い呼吸がしにくくなったため、肺の不調を疑いました。(一日遊んでましたが。)
その次の日に近くの診療所で診察してもらうと気胸の疑いがあるとのこと。すぐにレントゲンを撮りました。
レントゲンの見方が最初はわからなかったのですが、説明してもらうと、本来肺があるはずの場所に空洞があり、1割程度の大きさにしぼんでいる左肺を見ることができました。
「これはかなりひどいな・・・。すぐに処置が必要なので大きい病院に移動してもらいます。処置可能な病院を探します。即日入院になると思います。念のため、救急車で移動してもらいます。」
という医師の説明を受けて、すぐに妻に連絡し、診察所に来てもらいました。
すぐに処置可能な近所の病院が見つかり、私、妻、付き添いの看護師さんで到着した救急車に乗り込みました。
救急車の中では、救急隊員の質問に答えつつ、心電図や血中酸素濃度を測定されました。
初めて救急車に乗り込みましたが、運転している救急隊員が
「救急車とおりまーす。避けてくださーい。」
とスピーカーで周囲に呼びかけながら進んでいる救急車に自分が乗っているのは、不思議な気分でした。
病院に到着すると、担架で診察室に運び込まれ、医師に2,3個質問された後、すぐにX線CT撮影をしました。
これも初めてしましたが、なんというか、近未来の香りがしますね、あれ。自分が仰向けになってリング状の機械の中に入ると、リング状のものがくるくる回り、リングの中を通過して撮影が終了します。リングが回っているときの雰囲気がすごく近未来感あります。
撮ったCT像を見ると、左胸のしぼみ方がすごくよくわかりました。なんというか・・・豆粒のようでした。
このままだと、右肺に大きな負荷がかかっているので、右肺まで気胸になってしまう恐れが高いこともあり、直ちに処置することになりました。また、肺がしぼんだままだと、しぼんだ状態で肺が癒着して元に戻らなくなることもあるそうな。恐ろしい。
行った処置は「ドレナージ処置」という処置です。
肺から漏れ出た空気に肺が押しつぶされてしまっているので、その空気を外部から吸引除去して、肺を膨らませる処置です。
脇を数cm切開し、そこから体内に導入した管を用いて吸引を行います。
切開するので、脇腹に部分麻酔をして処置されます。
歯医者以外で初めて部分麻酔で手術をされましたが、あれも嫌な気分になりますね。
手術されつつ、医師や看護師の会話が聞こえるのも妙な気分ですし、
自分の肉が割かれる音が聞こえるのも気持ち悪かったです。
まあ、麻酔はちゃんと効いて、痛みはなかったのですが。
「今日診察してもらって、その場で処置か・・・。展開が早いなー」
とか
「入院か、職場への連絡は明日でもいいかなー」
なんて考えてるうちに、脇から管を突っ込まれ、管の反対側を専用の吸引装置につなぐ処置が終わり、CTで肺の膨らみ方を確認してから、病室に移動、入院となりました。
肺の穴が自然治癒で塞がるのを待っているのが、現在の状況です。
脇に突っ込まれた管から漏れ出た空気を吸引しつつ、レントゲンで肺の膨らみ方を確認する毎日です。
慣れてきましたが、この管が入っているところがやたらと痛いです。肉を割いて体内に管を突っ込んでいるので、痛いのは当然なのですが、この管のせいで行動が制限されるのも辛い・・・
自然治癒で治る確率は50%くらい、治る場合は5~10日で治るとのことですが、そろそろ10日が近づいております。自然治癒で治らない場合は、肺の穴を塞ぐ手術をすることになります。
個人的には肺の穴を塞ぐ手術をするほうが再発率が下がるので、手術になるのは構わないのですが、医師曰く、初発では基本的に自然治癒で治す方針とのこと。
自然治癒の場合の再発率が30~50%ほど、手術すると5%ほどにまで下がるのですが、手術すると合併症のリスクが発生するので、なるべく初発ではしたくないそうです。ただし、再発すると、再々発する確率が80%ほどになるため、基本的に手術することになります。
初めての入院ということもあり、最初の数日は不安で何も手につかなかったのですが、最近は入院生活にも慣れ、暇つぶしにいろいろなことをしています。
この記事も妻にノートPCを持ってきてもらって病室で書いています。
中断していた資格勉強も再開しようと思います。
ITパスポートが2019年4月から変わってしまうとの噂を聞いたので、それまでに取得することを目標にしました。参考書のノウハウが変わってしまいますからね。なるべく変更前に取得しておきたいものです。
とりあえず、参考書を2冊買いました。
平成30年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室 (情報処理技術者試験) 栢木 厚 技術評論社 2017-11-30 |
ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 平成30-31年度版 (よくわかるマスター) 富士通エフ・オー・エム株式会社 FOM出版 / 富士通エフ・オー・エム 2018-01-05 |
ざっと読んだ感じ、平成30年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室 (情報処理技術者試験)は簡潔にまとめられているテキストで、ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 平成30-31年度版 (よくわかるマスター)は細かいところまで網羅している副読本、といった感じです。
また読み終わったらレビューします。
とりあえず、せっかくできた時間なので、今後のことを考えつつ、活用したいと思います。
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