kurupanです。
本記事では、僕も取得したITエンジニアの登竜門、基本情報技術者試験について解説します。
基本情報技術者とは?
基本情報技術者は、独立行政法人情報処理推進機構 が実施している国家資格です。
経産省が実施する情報処理技術者試験のうち、スキルレベル2に設定されています。(スキルレベルは低い順に1~4まであります。)スキルレベル1のITパスポートより難しい、ITエンジニア入門者向けの資格です。
どんな人におすすめ?
対象者像は
「高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者」
です。
ITパスポートの対象者像
「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者」
と比較すると、
ITパスポートが「情報技術を活用する者」に対する資格であるのに対し、基本情報技術者は「高度IT人材となる」ことを前提としています。
つまり、情報技術を使うのではなく、作る側の人間を対象としているのが、基本除法技術者試験なのです。
そのため、全社会人をターゲットとしているITパスポート試験とは異なり、ITエンジニアの登竜門として位置づけられています。
試験内容は?
選択肢問題です。午前と午後に分かれています。
- 午前:150分 4択 80問
- 午後:150分 複数択 5問/11問
午後の試験では、11問中5問に回答すればOKです。
午前、午後がそれぞれ60点以上/100点で合格となります。
受験資格は?
受験資格はありません。
誰でも受験することが可能です。
難易度・合格率は?
国家試験の中でも低難易度な資格で、独学で十分取得できます。
実際、僕はIT初心者でしたが、独学で合格することができました。
ここ数年の合格率は約50%です。
しっかり勉強すれば合格できます。
受験方法は?
CBT(Computer Based Testing)という方式が採用されています。
この方式では、紙とペンではなく、会場に設置されたPCを使ってマウスで回答していきます。
この方式をとっているため、全国に設置された会場で受験することができます。
受験のために隣の都道府県に行ったりしなくていいのはありがたいですね。
また、開催頻度は年2回です。
申し込み方法は?
プロメトリックの公式サイトで 申し込みをすることができます。
流れとしては、
- プロメトリックID取得
- ログイン
- 試験予約
- 受験料支払い
- 確認票ダウンロード
となります。
忙しい社会人にとっては、オンラインで完結するのはありがたいですよね。
受験料・支払い方法は?
受験料7500円(税込み)です。(値上がりしました・・・)
支払方法は以下の3つです。
- クレジットカード
- コンビニ振り込み
- Pay-easy 払い
です。
社会人はクレジットカード、学生でカードを持っていない方はコンビニ振り込みをお勧めします。
おすすめ過去問題集は?
基本情報技術者の過去問題は公開されていないため、自分で購入する必要があります。
おすすめのテキストはこちら。パーフェクトラーニング過去問題集です。
過去問題だけでなく、模擬試験2回分までついており、過去問演習はこれ1冊でバッチリです。
午前問題は見やすい見開き構成、午後問題は丁寧な解説付きで使いやすいです。
付録として頻出用語・重要単語集をダウンロードすることができ、スマホでスキマ時間を使った学習もできます。
基本情報技術者の勉強にはスタディングもおすすめです。
- スマホ・タブレット・PC+動画ダウンロードで、いつでもどこでも動画で学習できる。
- 授業風景を録画したものではなく、専用の映像講座として編集されているので、テレビのように見やすい。
- ゲーム感覚で進められる問題集と過去問集
- AI問題復習機能で、自分の理解度に合わせて復習問題をピックアップしてくれるので、効率的。
- WEBで完結しており、通信講座の中でも大手なので、価格が良心的。
- 学習フローが作成されるので、自分で勉強計画を立てる必要がない。
無料体験できますので、気になったらまずは無料登録してみてくださいね。
テキスト・参考書は?
多くのテキストが発売されていますが、私のおすすめはイメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室です。
図を多用しているため、直感的に理解しやすいテキストです。
各章の冒頭でキーワードをイメージ図で解説しているので、とっつきやすくなっています。
ちなみに「イメージ&クレバー方式」の「クレバー」とは、
「AとくればB」のクレバであり、「Aというキーワードが出てきたらBというキーワードを思い出せ」という連想フレーズが多く紹介されています。
スマホで読める「厳選英略語100 暗記カード」もダウンロードできます。
まとめ
本記事では、基本情報技術者試験について解説しました。
ITエンジニアの登竜門とも呼ばれている本資格、ぜひチャレンジしてみてください!
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