kurupanです。
私は基本的に独学で資格を取得しています。
独学で資格勉強をするときに最も大事なのが、良いテキスト(参考書)を見つけることです。
本記事では、独学勉強向けの良いテキストの条件について解説します。
○勉強する優先順位(出題頻度)が記載されている
資格用の学校にいくと、効率よく勉強するためのカリキュラムが用意されています。
しかし、独学で勉強するときは、自分で効率のいい勉強内容を決定しなければなりません。
そのときに重要なのが、勉強内容の優先順位です。優先順位の高いものから勉強することで効率を上げられます。
優先順位は過去のデータを基にして、出題頻度から算出されていることが好ましいです。
優先順位そのものを信頼できるだけでなく、「過去の問題の統計データを取るほど、筆者はその試験に精通している」という点で、そのテキストの信頼度も高いです。
○要点をまとめた欄がある
効率よく勉強した内容を記憶するときに重要なのが復習です。
人間の脳はインプットした内容を整理して、不要と判断した内容をすぐに忘れてしまいます。
残念ながら資格勉強の内容も、勉強した翌日には6割が忘れられると言われています。
復習することでこの忘却率を軽減することができ、効率よく勉強することができます。
復習する際は、すべてのページを丹念に読む必要はありません。
要点だけを復習すれば十分です。(逆に復習時に初学時と同じだけ時間をかけてしまうのは、効率が悪いです。)
そのため、各項の末尾などに要点を整理している欄があるテキストは、復習しやすく、勉強の効率を上げることができるのでおすすめです。
勉強の復習の仕方に関しては、こちらの記事をどうぞ
○暗記用の工夫がされている
暗記量が多い資格はそれだけで難関です。
そのため、効率よく暗記するための工夫がされているテキストが望ましいです。
例えば、以下のような工夫があります。
- 語呂合わせ
- 一覧表
- イラスト化
これらの工夫がされているテキストは、ただ単に文字で羅列されているテキストより暗記しやすいので、勉強効率を上げることができます。
○各資格のおすすめテキスト// // ]]>
上記を踏まえた上で、各資格のおすすめテキストを紹介します。
TOEIC

TOEIC学習では有名な参考書。
タイトル通り、試験直前の2週間前から初めて技術を習得すると、大幅な得点アップが見込めます。僕はこのテキストで150点UPしました。
優先度の高い順に掲載されているので、前半の半分だけでも、ある程度の得点アップを期待できます。
ITパスポート
筆者独自の暗記方式(イメージ&クレバー方式)で暗記しやすくしてくれている点が特徴。内容も頻出問題を意識した作りで良い。
危険物取扱者


項目ごとに出題頻度を明示しているきめ細やかなテキスト。
別冊でまとめて復習できる点、模擬試験が2回分ついている点も高評価。
水質関係公害防止管理者
各分野ごとにイラストを交えた概要ページがついている。
過去10年分の出題分析も丁寧で、どの項目から勉強すべきかきちんと書いてある。
公害防止管理者のテキストにしては珍しく模擬試験がついているのも嬉しい。
「一人で学べる」の名に恥じない独学者用テキスト。
○まとめ
本記事では、独学用の資格テキストに必要な3つの条件について解説しました。
- 優先順位が書いてある
- (復習用の)要点欄がある
- 暗記用の工夫がされている
の3つです。
基本的にはどの資格にも言えることだと思います。
みなさんも資格テキスト探しの際に参考にしてみてください。
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