kurupanです。
働きながら資格を取得する上で、大きな問題になるのが勉強時間の確保ですよね。
人によっては、
「休日にまとめて勉強するから、平日は全く勉強しない!」
という方もいらっしゃると思いますが、毎日勉強するほうが効率が良いです。
となると、どのようにして平日に勉強時間を確保するか、がカギとなってきます。
本記事では、勉強するのにおすすめのスキマ時間をまとめてみました。
〇勉強に適したスキマ時間・朝起きてすぐ
人間の脳は睡眠中に記憶の整理を行います。
そのため、朝起きてすぐの脳は記憶の整理が完了した状態であり、知識の吸収力が高いといわれています。
実業家でも、朝型の方が多く、朝に一日に仕事のほとんどを済ませてしまう方も多いとか。忙しい方でも、早朝は電話などの集中を乱す要因が少ないため、集中できるそうです。
また、朝はだらだらと延長しながら勉強することができないため、短時間で集中して勉強するのに向いています。
多くの試験が朝からスタートするため、普段から朝型の勉強法にしておくと、試験本番で頭が回転しやすくなる、というメリットもあります。
・通勤時間
電車で通勤されている方にとって、通勤時間は勉強するのに絶好の時間です。
「朝は満員電車で勉強なんかできないよ!」
という方は、時間をずらしたり、迂回路を探したりして、座れる方法がないか探してみましょう。
首都圏在住の方の場合、平均通勤時間は2時間といわれています。
多忙な社会人にとって、2時間はとても貴重です。この時間を活用できるか否かで、勉強時間に大きな差が出ます。多少遠回りしてでも勉強できるルートがないか探してみましょう。
電車の中では周囲の話し声のせいで集中できないという方は耳栓やイヤホンをつけてみましょう。イヤホンは音楽を流さなくでも、つけるだけで周囲の雑音を軽減できます。
また、どうしても満員電車を避けられず、座れない方は「読む」教材ではなく「聞く」教材がないか探してみましょう。
英語のリスニング教材などが真っ先に思いつきますが、ビジネス本、自己啓発本などはオーディオブックも発売されています。
また、時事問題が出題される資格試験では、最新のニュースをインプットしておくことが必要です。最近は音声読み上げ機能があるニュースアプリもあるので、こちらもおすすめです。
聞く教材の場合、電車の中だけでなく、乗り換えの時や、駅・職場までの徒歩時間も活用することができます。
自分のスキマ時間に合わせた教材を使いましょう。
・始業前の職場
職場は勉強するのに適した環境が揃っています。
テレビなどの誘惑がなく、長時間のデスクワークを想定した机と椅子があり、筆記用具も当然あります。
早起きして職場に行き、始業前に勉強するのは実に合理的です。
ただし、職場によっては、デスクで業務以外のことをするのが許されていないこともあると思います。
その場合は、職場に向かう途中に勉強できる喫茶店がないか探してみましょう。
職場と比べて設備は劣りますが、勉強するには十分です。
コーヒー代がかかってしまいますが、勉強スペース代と考えて割り切りましょう。
・お昼休み
貴重な休息時間ではありますが、お昼休みも勉強に向いています。
できれば、眠くなる昼食直後ではなく、昼食前を活用しましょう。
他の時間と比べて十分な時間がとりにくいので、できることが限られます。
おすすめは前日の勉強内容の復習です。
復習の場合、初めて勉強するときとは違い、自分の覚えていないところだけ目を通すだけでいいので、比較的短時間で済みます。
もちろん、休息も重要です。
お昼休みに勉強に夢中になるあまり、仕事に悪影響を及ぼさないように注意しましょう。
・帰ってすぐ
疲れて帰ってきた直後はすぐにお風呂に入って、夕飯を食べて一息・・・という方もいらっしゃると思いますが、ここでも少し時間を勉強に割けないか検討してみましょう。
デスクワークが多い方の場合、仕事によって頭が活性化されていることが多く、勉強が捗りやすい時間帯です。
もちろん、疲労がたまっている場合は休憩を優先すべきですが、5,10分の捻出ならばできる方も多いと思います。
・入浴中
仕事終わりのリラックスタイムである入浴時間も実は勉強に向いています。
かのアルキメデスが入浴時に浮力の原理を思いついた、というのは有名な逸話ですが、入浴中はアイデアを思いついたり、勉強するのに適しているといわれています。周囲に人がいないので集中しやすいのも利点です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ
・夜寝る前
この時間を勉強するために活用している方は多いのではないでしょうか。
寝る前に記憶した内容は睡眠中に整理されて定着する、と言われています。
寝る前に勉強→睡眠→朝に復習して定着度チェック
という流れが効率的ですね。
日中よりも静かなので集中しやすいのもメリットの一つ。
ただし、やりすぎるとベッドに入るのが遅くなったり、頭が冴えて寝にくくなるという弊害もあります。
言うまでもなく、睡眠不足は勉強の効率を著しく低下させます。
睡眠に影響がない範囲で夜の時間を活用しましょう。
〇まとめ
本記事では、毎日勉強するのに適したスキマ時間をまとめてみました。
数時間単位をまとめて確保するのは難しいですが、10~15分単位をいくつか確保するのはどなたでもできると思います。
今回紹介した時間すべてを勉強時間に充てるのは難しいかもしれませんが、まずは1つでもよいので試してみてください。
少しでいいので毎日勉強することが重要です。
本記事が皆様の勉強時間の確保に少しでも役立つことを願っています。
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