kurupanです。
私は2017年に水質関係第1種公害防止管理者試験に合格しました。
公害防止管理者試験で最もよく使われるテキストが
「新・公害防止の技術と法規」(通称・電話帳)
だと思います。
でも、このテキストって分厚いし、高いし、買うのに勇気がいるんですよね。
本記事ではこの「新・公害防止の技術と法規」の必要性について解説します。
公害防止管理者って何?という方はこちらの記事をどうぞ。
○「新・公害防止の技術と法規」は必要なのか?
早速、結論から言いますと、
公害防止管理者試験の合格に必要ありません。
実際に、この本を使わずに水質一種に合格した私が言うので間違いありません。
厳密に言いますと、私は
- 最初は「新・公害防止の技術と法規」を買わずに勉強する
- 途中で不安になって買う
- 数ページ読んで挫折する
- 参考書と問題集だけで勉強する
- 無事合格!
という流れで合格しています。
確かに、この本は試験の範囲を網羅しているし、産業環境管理協会が編集しているので信頼度も高いです。
ただ、全然まとめられていません。もっとはっきりいうと、勉強の効率がすごく悪いです。
ですので、公害防止管理者試験の合格のために効率よく勉強するのであれば、他の参考書を使って勉強するほうが断然いいです。
○「新・公害防止の技術と法規」が必要な人はどんな人?
では、「新・公害防止の技術と法規」が必要な人はどんな人でしょう?
ズバリ
公害防止の実務に関わることが確定している人
です。
この本には、各種有害物質の採取方法、分析方法、処理方法などが事細かに網羅されています。
この本以上に公害防止に関して網羅的に解説されている本はありません。
ですので、公害防止の実務に関わるときには必須です。
知り合いの公害防止管理者もこの本を参考にしながら実務についています。
ただ単に、この資格の取得を目的としているだけであれば、この本は必要ありませんが、公害防止の実務に関わることが確定しているのであれば早めに買っておきましょう。
○まとめ
本記事では、「新・公害防止の技術と法規」の必要性について解説しました。
結論としては
資格の取得には不要だが、公害防止の実務には必須
ということになります。
結構お高い買い物ですので、自分のキャリアプランをよく考慮して購入するようにしましょう。
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