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転職を検討中の方に伝えたい。公害防止管理者の求人数を調べてみた。

kurupanです。

私は自分のスキルアップのために資格を取得しています。

2017年に取得した水質関係第一種公害防止管理者もその1つです。

マイナー資格ですが、有害物質を排出する工場では、公害防止管理者の設置を義務付けられてます。そのため、転職市場において一定のニーズは見込めます。

が、実際のところ、この資格に対してどれくらいニーズがあるのか知りませんでした。

そこで本記事では、求人サイト公害防止管理者の求人数を調べてみました。

公害防止管理者ってなに?という方はこちらの記事をどうぞ↓

www.dokugaku-shikaku.work

種類別の公害防止管理者の求人数

今回は大手求人会社indeedのHPの求人検索機能を使って、公害防止管理者の求人数を調べてみました。

jp.indeed.com

大気・水質の1種は2〜4種を兼ねることから、今回は1〜4種を分けずに集計しています。また、公害防止主任管理者は他の種別と性質が異なるため、対象から除外しました。

調査結果がこちらです↓

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大気関係・水質関係が突出して多い結果となりました。騒音・振動関係が次に続きます。勤務地も多岐にわたっているため、この3種類は転職でも役立ちそうです。

一方で、特定粉じん・一般粉じん・ダイオキシン関係はかなり少なかったです。これらの資格は、転職のために取得するというよりは、業務で必要になったら取得する資格と考えるべきです。

どのような求人があるの?

どのような企業から求人があるのか、一例をご紹介します。

プラント(インフラ系)

一番多いのがこのプラントエンジニアです。

発電プラント、水処理プラント、化学プラントなどの建設、保守、管理を担う業務の求人が多いです。

熱処理時の煤煙や、水処理時の排水など、公害防止の専門知識が必要となる場面が多いということですね。

発電所などのインフラ系の求人もあるので、安定した職を求めている方におすすめです。

メーカーの工場

プラントエンジニアの次に多いのが、工場の設備担当です。

化学工場、薬品工場、食品工場、電気機器の工場、重工業製品の工場など、業種は多岐にわたります。

これらの工場も、生産時に公害の原因物質が発生してしまうので、専門家が必要とされています。

中には、一部上場企業の求人もありますので、高待遇を期待できます。

分析会社

他の会社・自治体から依頼を受けて分析を行う分析会社も、公害防止管理者に対しての多くの求人を出しています。

プラント・工場からの求人は、法律で定められている公害防止管理者の設置義務を満たすための求人です。

それに対して、この求人の場合は、公害防止管理者試験を合格するレベルの分析に関する知識・スキルを持っている人を採用するための求人です。

公害防止管理者試験では分析に関する幅広い出題がされるので、このように分析会社の求人もあるのですね。

まとめ

本記事では公害防止管理者の求人について調査しました。

  • 大気関係
  • 水質関係
  • 騒音・振動関係

の3種類は求人が多く、転職に役立つことがわかりました。

特に、

  • インフラ関係のプラントエンジニア
  • 一部上場企業を含む工場の設備担当
  • 分析会社の分析担当

の求人が多いことがわかりました。

転職を検討中の方は公害防止管理者の取得をご一考してみてはいかがでしょうか。


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