kurupanです。
危険物取扱者試験は3つの科目(物理学及び化学、危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法、危険物に関する法令)に分かれており、内容が全く違います。
そのため、理系出身者と文系出身者で注力すべきポイントが違います。
本記事では、理系と文系の勉強法の違いについて解説します。
危険物取扱者って何?という方はこちらの記事をどうぞ。
理系の勉強法
専門にもよりますが、高校で化学を受けていた方なら「物理学および化学」(丙種の場合は「燃焼及び消火に関する基礎知識」)は、楽に解けると思います。
公式サイトの例題を解いてみましょう。
大体解けるなら勉強不要です。念のため、燃焼と消化の分類・基礎理論だけ抑えておきましょう。
「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」は覚えることは多いですが、官能基の性質や、アルカリ金属の性質などが把握できていれば、体系的に理解するのはそれほど難しくないと思います。
分類ごとの基本的な性質→例外的な性質
の手順で覚えましょう。
混乱しないように整理しながら覚えていくことが肝要です。
一番辛いのは「危険物に関する法令」だと思います。
法令に定められた数量等を覚える必要があります。理屈を覚えるのではなく、ひたすら暗記するしかありません。
このような暗記では、インプットだけでなく、アウトプットを多用することが重要です。繰り返し演習をこなして暗記しましょう。
文系の勉強法
理系資格なので、文系の方はどうしても不利になります。
特に「物理学および化学」が鬼門。
参考書だけでわからなければ、高校化学の参考書を使いましょう。理論化学に関しては、資格用の参考書より丁寧ですし、イラストを多用しているので直感的にわかりやすいです。
勉強において重要なのは、わからなくなったら、わかるところまで戻って勉強し直すことです。「高校のテキストなんて・・・」というプライドは捨てましょう。
参考書を読んで、燃焼の反応式を使った計算や、濃度計算が難しいと感じた方は、捨て問にしてしまうのも手です。
科目ごとに6割取れれば合格できるので、暗記系の問題で確実に6割取れるように勉強するほうが効率がいい場合もあります。
自分の適性を踏まえて作戦を練りましょう。
「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」と「危険物に関する法令」は物理学と化学と比較すると暗記中心の科目なので、理系の方との差は小さいです。
コツコツと勉強し続ければ、問題なく6割とれると思います。
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おすすめポイントは以下のとおりです。
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- 授業風景を録画したものではなく、専用の映像講座として編集されているので、テレビのように見やすい。
- 専用の法令暗記ツールで、無理なく暗記できる。
- インプットだけでなく、アウトプット用の学習教材もあるので、定着効率が高く、実践的。
- 下手にテキスト、問題集を複数購入するより安価(4950円!)
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まとめ
理系:危険物に関する法令を中心に勉強しよう
文系:物理学および化学を中心に勉強しよう。捨て問を作ってしまうのもアリ。
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