kurupanです。
先日、危険物取扱者(甲種)に無事合格しました。
初めて受ける資格試験のとき、私はいつも不安になることがあります。
それは当日の動きです。
細かいことですが、試験に集中するために、少しでも不安を減らしておきたいですよね。
そこで、本記事では、自分の経験をもとに、受験日当日の注意点について解説します。
出発は少し早めに
よく言われることですが、早めに会場に到着しておきましょう。
電車のダイヤの遅れにも対応できるような時間が望ましいです。
試験直前の移動時間は、正真正銘最後の追い込みの時間なので、余計な心配をしなくて済むように、余裕を持って行動しましょう。
試験直前の追い込みには、要点整理された参考書を使うのがおすすめです。
食事のタイミングに注意
午後からの試験の場合、盲点になりやすいのが昼食の時間です。
食事の直後は血糖値が急激に上がるため、頭の働きが鈍くなったり、眠気が強くなったりします。
試験の1時間以上前に食べ終わるのが理想的です。
また、会場近くのコンビニは、当日の利用者が多いので、購入するのに時間がかかったり、目当てのものが売り切れていることがあります。
購入して持参する場合は、自宅近くのコンビニなどで昼食を確保しておきましょう。
試験時間中に最後まで諦めないための具体的な方法
危険物取扱者試験は暗記問題がほとんどを占めるため、試験時間が余ることが多いです。
わからない問題=覚えていない(知らない)知識の問題なので、諦めが早くつくからです。わかる問題はすぐに解けるし、わからない問題はすぐに諦めがつくので、すぐに最終問題にたどり着き、時間が余るのです。
しかし、あなたは 簡単に諦めてはいけません。知らない知識であっても正答できる可能性があるからです。
危険物取扱者試験は5択の選択形式です。そのため、全く知識のない方でも20%の確率で正答できる確率が残されています。試験のための勉強を続けてきた皆さんであれば、たとえ正答がわからなくても5択のうち1つか2つは選択肢を消去できていると思います。
余った時間はこの状態からさらにもう1つの選択肢を削るために頭脳をフル回転させてください。3つの選択肢を2つにするだけで正答率は33%から50%に跳ね上がるのです。
重要な考え方は二つあります。
・他の問題から思い出すきっかけを探す。
直接答えが他の問題文に書かれていることはありませんが、そのきっかけとなる知識であれば書かれていることがあります。
人間は物事を関連付けて記憶する性質があるため、それまで全く思い出せないことでも、関連するきっかけがあれば思い出せることも多いのです。
みなさんも日常生活で一度は経験があるのではないでしょうか。諦めずにほかの問題文や選択肢を精査してみましょう。
・自分の持つ他の知識と組み合わせてみる
例えば、「Aの指定数量はBの指定数量より大きい」という選択肢があり、あなたはAの指定数量もBの指定数量も知らないとします。それでも諦めてはいけません。あなたの知識の中に間接的に覚えている内容がないか、ざっくりでもいいので考えましょう。
例えば、
「大体の物質の指定数量はCの指定数量より小さい」
でもいいですし、
「第○類の指定数量はだいたい200Lなんだなあ」
「この参考書のこのページの表の上のほうに書いてある物質の指定数量は他の物質より小さいなあ」
ぐらいのざっくりした記憶でいいのです。
その知識に
「BはCより大きかった気がする」
や
「BはCより表の下の方に書かれていた気がする」
という自分の記憶を組み合わせるのです。
当然、ざっくりした記憶ですから、100%が正しくはないかもしれません。ですが、それでも良いのです。
残った選択肢のうち、1つの選択肢の可能性を小さくできればいいのです。それだけで正答率は20%近く上がります。
危険物取扱者試験は6割正解できればいい試験ですから、わからない問題の正答率を軒並み20%上げることができれば、大きなアドバンテージを得ることができます。
無為に時間を過ごすより、よっぽど効果的な時間の使い方です。
せっかくこれまで勉強してきたのですから、簡単にあきらめず、あがき続けましょう。
最後に
本記事では、危険物取扱者試験の受験日当日の注意点について解説しました。
試験当日は、これまで努力してきた結果を最大限に発揮するために、余計な雑事に気を取られないようにしましょう。
本記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
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